
|
消臭は光触媒の応用分野の中でも最もやりやすく、製品化が進んでいる。
消臭では微量の物質を処理すれば良いため、光の量が少なくても行うことができる。
人間の鼻の感度は高く、微量の物質でも臭いと感じる。
たばこ臭の成分であるアセトアルデヒドの閾値、
つまり、臭いと感じる限界点は、1.5ug/lと極めて低濃度となっている。
したがってアセトアルデヒドが臭わなくなる閾値以下の濃度にするために
処理しなければならない分子の数は極く少量であるため、光触媒に照射する光子数も少なくて済み、
水銀ランプのような強い光でなくても太陽光で十分消臭を行うことができる。
また、蛍光灯の光は太陽光の1000分の1程度の紫外線強度であるが、
糞尿臭の主成分であるスカトールの閾値は、アセトアルデヒトの1000分の1程度と極微量であるため、
蛍光灯の光でも十分、処理することができる。
|
6段階臭気強度表 (PDFファイル)
|
※アセトアルデヒドとは?
人体にとって有毒物質で、飲酒後の悪酔いや二日酔いの原因となる。
また、建築材から放出されるアセトアルデヒドはシックハウス症候群の原因として問題視されており、
これを含まない建築材の採用も進んでいる。
※閾値とは?
生体の感覚に興奮を生じさせるために必要な刺激の最小値。
|
弊社のガイアクリーン光触媒加工液は、様々な有害物質を分解し室内環境を改善します。 |
|
| 光触媒とは? | 繰り返し消臭試験 | メチレンブルー色素の脱色試験 | 光触媒の詳しい説明と歴史 | |